アウェーで5-3 L・スアレスも2発【写真:goal.com】
12日に行われたプレミアリーグ第21節、ストーク・シティ対リヴァプールの一戦は、アウェーのリヴァプールが5-3で勝利を収めている。
敵地を訪れたリヴァプールは慎重な立ち上がりを見せるが、5分に幸運な形で先制に成功する。巧みなコントロールで右サイドを突破したスターリングのクロスから、A・シソコが左足でミドルシュート。遠目からのシュートは枠を外れていたが、これがショークロスに当たってそのままゴールに吸い込まれた。
幸先良くゴールを奪ったリヴァプールだが、ストークも反撃に出る。サイド攻撃からシンプルにクロスを放り込み、クリアーに遭ってもCKを得る。前半の半ばまでにストークのCK数は5本を数えた。それでも、リヴァプールゴールを脅かすには至らない。
一方のリヴァプールはストークの攻撃に耐えながら、虎視眈々とカウンターを狙っていた。。21分に速攻からコウチーニョがミドルシュートを放って攻撃への気概を示すと、32分に再び速攻を仕掛ける。前線に蹴り込まれたロングボールにL・スアレスが反応すると、ストークDFが処理を誤る。GKバトランドも飛び出したところで、ボールを最後まで追ったL・スアレスがネットを揺らした。
2点を先行したリヴァプールだったが、そのリードを守り切ることはできなかった。39分にアルナウトビッチのクロスをクラウチに合わされて1点を返されると、45分にはパスミスを拾ったアダムに強烈なミドルシュートを見舞い、あっという間に試合を振り出しに戻された。
タイスコアで後半を迎えたリヴァプールは51分、スターリングがペナルティーエリア内でウィルソンに倒されてPKを獲得。これをジェラードがきっちり沈め、もう一度ストークを突き放した。
リヴァプールは66分、11月下旬の練習中に負傷して以来戦列から離れていたスタリッジをピッチに送り込む。スタリッジは長期離脱を感じさせない動きを披露。71分には鋭いドリブルからL・スアレスにラストパスを送り、L・スアレスのこの日2ゴール目をお膳立てした。今季アウェーでは5得点のみとなっていたL・スアレスだが、一挙に2点を積み上げた。
85分、ウォルタースにゴールを奪われ、またも点差を詰め寄られたリヴァプールだが、終了間際にL・スアレスとスタリッジのコンビネーションプレーがまたも炸裂。L・スアレスのクロスに、スタリッジが飛び込む。一旦はGKバトランドに阻まれたが、スタリッジが粘ってこぼれ球を自ら押し込み、復帰弾を叩き込んだ。
リヴァプールはこの勝利で4位をキープ。一方、ストークは12位に位置している、