アーセン・ヴェンゲル監督【写真:Getty Images】
アーセナルは現地時間30日、トッテナムと対戦する。アーセン・ヴェンゲル監督は今シーズンの敗北を認めつつ、クラブの格が入れ替わったわけではないと主張した。英紙『ガーディアン』などが伝えている。
今シーズンはノースロンドンの力関係に変化がありそうだ。6位のアーセナルは2位トッテナムと勝ち点14差という状況で、1995年以来初めてライバルよりも下の順位でシーズンを終える可能性が高い。
だが、ヴェンゲル監督は「1年の重さと20年の重さを一緒にすることはできない」と強調し、「力関係は何も変わっていない」と述べた。
それでも、過去の栄光にすがることはできない。フランス人指揮官は「我々が20年間彼らよりも上だったことは重要ではない。今が大事なんだ」と認めている。「我々はスパーズよりも強くありたいが、どこよりも強くありたい」と語り、今の「プライオリティはトップ4でシーズンを終えること」だとしている。
4位マンチェスター・シティとの勝ち点差は5。アーセナルが1試合消化が遅れているためまだ十分に射程圏だが、今シーズンの目標を達成できるだろうか。
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