ヘルタ・ベルリンの原口元気【写真:Getty Images】
ヘルタ・ベルリンに所属する日本代表FW原口元気の不調について同クラブのスポーツディレクター(SD)を務めるミヒャエル・プレーツ氏がドイツ紙『キッカー』で原因を語っている。
クラブと2018年まで契約を結んでいる原口は、ここ数週間トップフォームとは程遠いパフォーマンスを見せている。今季リーグ戦にここまで28試合に出場しているがわずか1得点2アシストとFWとしては物足りない数字である。
記事では、その原因をプレミアリーグへの移籍願望だと伝えている。かつて原口の代理人を務めていたヒール・デッカー氏は彼に複数のプレミアリーグのチームからのオファーを提示していたようだ。
そんな原口に対しプレーツ氏は「ゲンキは頭の中が整理出来ていない。それは交渉が影響しているはずだ」と調子が上がらない現状を分析している。続けて「この状況は彼にとって好ましくない。このテーマを出来るだけ早い段階でテーブルに置き、決断を下す必要がある」と近日中に話し合いの場を設けることを示唆した。
先日、独紙『ビルト』は2018年ロシアW杯でレギュラーとしてプレーすることを目標にしている原口が出場機会を増やすために移籍を考えていると伝えていた。
直近の5試合でフル出場がない原口は来季どのような決断をするのだろうか。
【了】