得点奪えず4位変わらず【写真:goal.com】
12日に行われたセリエA第19節、トリノ対フィオレンティーナの一戦は、0-0のスコアレスドローに終わった。
ゴメスに続いてロッシも負傷で失ったフィオレンティーナは、イリチッチをトップに起用。クアドラードとホアキンが支える形となったが、やはり前線のパワーダウンが否めない。
ポゼッションを支配して主導権こそ握るものの、フィオレンティーナはペナルティーエリア内で相手に脅威を与えることができず。15分にはホアキンが1対1を完全に制してクロスを入れるが、ファーサイドで合わせたロンカリアのシュートはクロスバーを大きく越えた。
トリノも2度ほどチェルチがチャンスを手にしたが、より決定機をつくったのはフィオレンティーナ。ボルハ・バレロが何度か先制に迫り、44分には最大のチャンス。1対1を制したクアドラードのクロスに右足で合わせるが、ボールは惜しくもポストの横にそれる。
スコアレスで前半を終えた試合は、後半に入ってもポゼッションのフィオレンティーナ、カウンターのトリノという構図で変わらず。より多くのチャンスをつくったのはトリノだった。52分にチェルチ、64分にバレートと、いずれもカウンターからゴールに迫ったが、ヴィオラGKネトに阻まれる。
結局、最後までゴールは生まれず。両者が勝ち点1ずつを積み重ねた。フィオレンティーナは勝ち点37で4位、トリノは同26で暫定7位となっている。