日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督【写真:Getty Images】
日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の浦和レッズ対ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ戦を観戦に訪れた埼玉スタジアムでメディア対応を行い、日本代表FW陣の久保裕也、本田圭佑、原口元気についてコメントした。
久保はベルギーのヘントで好調なプレーを続けており、現地時間の25日に行われた1部リーグプレーオフの試合でも3試合連続となるゴールを挙げた。1月まで所属していたスイスのヤングボーイズでのゴールも含め、今季の公式戦での得点数は”20点”の大台に乗せている。
「今のところ、決定的な仕事をして得点を取っている。今シーズン20点を挙げたというのは良いことだ」とハリルホジッチ監督。日本代表でも3月の2試合で連続ゴールを挙げ、サムライブルーの”新エース”候補に躍り出たアタッカーの活躍を喜ぶ様子を見せた。
苦しいシーズンを過ごしてきたミランの本田は、23日のエンポリ戦で短時間ながらも久々の出場を果たした。「2分でも2回の得点チャンスを作っていた」とハリル監督は本田のプレーに言及し、「しっかりトレーニングをして、しっかり気持ちも入っているという証明はできた」と評している。
一方で、昨年にはW杯アジア最終予選で4試合連続ゴールを決めるなど好調ぶりを見せていた原口については、現在はヘルタ・ベルリンで「少し困難な状況にある」とコメント。「こちらでも少しサポートしたい」と話している。
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