ブルーノ・フェルナンデス(写真は逮捕された2010年当時のもの)【写真:Getty Images】
自身の恋人を殺害したことで逮捕されていたブラジル人GKブルーノ・フェルナンデスが、再逮捕されることとなった。英紙『ガーディアン』が報じている。
これまでのキャリアでアトレティコ・ミネイロ、コリンチャンス、フラメンゴなどブラジルの名門クラブを渡り歩いてきた32歳のブルーノ・フェルナンデスは、2010年に恋人のエリザ・サムディオさんを絞殺し、遺体を犬に食べさせたとして2013年に懲役22年の有罪判決を受けていた。
今年2月に弁護団が上訴したことでブルーノ・フェルナンデスは仮釈放されていた。それまで無所属が続いていたが、仮釈放中にブラジル2部のボア・エスポルテと2年契約を締結し、一部サポーターからは支持を得ていたという。
しかし、現地時間25日にブラジル最高裁判所はブルーノ・フェルナンデスからの上訴を取り消し、再び投獄することを決めた。
エリザ・サムディオさんの母親は地元メディアに対し、「彼は笑みを浮かべて牢獄から出てきたから非常に不快だった。今はほっとしている」と語っている。
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