ドルトムントのピエール=エメリク・オーバメヤン【写真:Getty Images】
ドルトムントに所属するガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンの代理人を務める父親がパリ・サンジェルマン(PSG)の幹部と接触したようだ。25日付の仏サッカー専門誌『フランス・フットボール』が報じている。
記事では、昨年7月からPSGのスポーツディレクター(SD)に就任した元オランダ代表FWパトリック・クライファート氏が今年に入りオーバメヤンの代理人を務める父親と会ったと伝えている。
昨年9月、オーバメヤンは仏メディア『RMC』に対して「私がPSGに行きたくなかったのではなくて、彼らがやり方を間違ったからだ」と語り、「PSGにSDがいれば違った結果になっていたかもしれない」とも話している。
カタール資本による圧倒的な予算を有するPSGであればオーバメヤンを獲得するための資金を調達することは可能かもしれない。先日、ドルトムントのハンス=ヨハヒム・ヴァツケCEOは「もし8000万ユーロ(約96億円)のオファーが届けば、ラインハルト・ラウバル社長とミヒャエル・ツォルクSDと一緒に話し合うかもしれない」と条件が整えば移籍を容認する可能性を示唆していた。
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