ボーンマスのジャック・ウィルシャー【写真:Getty Images】
過去6年間のプレミアリーグで、負傷による離脱期間の合計が最も長い選手は、ボーンマスに所属するMFジャック・ウィルシャーであることが判明した。25日付の英メディア『スカイ・スポーツ』が伝えている。
『スカイ・スポーツ』では、選手の負傷について統計データを取り扱うウェブサイト『physioroom.com』の記録をもとに2011/12シーズン以来の各選手の離脱期間を集計。その上位ランキングを紹介した。
その1位は、予想通りと言うべき選手かもしれない。ウィルシャーはアーセナルで度重なる長期離脱に苦しみ、2011/12シーズンには全試合を欠場。昨シーズンも3試合の出場にとどまった。今季からレンタルされたボーンマスでは負傷せずプレーを継続していたが、今月15日のトッテナム戦で骨折して今季の残り期間は欠場することになった。6シーズンの離脱期間の合計は895日間にのぼっている。
2位に続いたのも、負傷の多さで有名な選手。ウィルシャーと同じくアーセナルで離脱を繰り返し、2015年にマルセイユへ移籍した元フランス代表MFアブ・ディアビだ。合計858日間という離脱期間は、マルセイユ移籍前の4年間のみを合計した数字とのことだが、マルセイユでもここまで2年間でリーグ戦5試合の出場にとどまっている。
3位以下にはMFダロン・ギブソン(792日)、DFトニー・ヒバート(768日)、MFスティーブン・ピーナール(744日)と、いずれもエバートンでプレーした選手が続いている。6位はマンチェスター・ユナイテッドのDFフィル・ジョーンズで、FWアンディ・キャロル(ウェスト・ハム)、DFヴァンサン・コンパニ(マンチェスター・シティ)、FWダニエル・スタリッジ(リバプール)もランクインしている。
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