すでにコンタクトとも報じられるが…【写真:goal.com】
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などのイタリアメディアによると、ミランとインテルがFWアレッサンドロ・マトリとMFズドラフコ・クズマノビッチのトレードを検討しているようだ。
ミランはアトレティコ・マドリーとのチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦ファーストレグで、MFリッカルド・モントリーヴォとMFサリー・ムンタリが出場停止のため、以前から中盤の強化が噂されている。
MFラジャ・ナインゴランがベルギーへ移籍したことで、先日から注目されているのが、チェルシーMFマイケル・エッシェンへの関心だ。アドリアーノ・ガッリアーニCEOは先日、チェルシーとの交渉はないとしながらも、エッシェン獲得の可能性を排除はしていない。
だが今度は、クズマノビッチとのトレードというアイディアが浮上した模様だ。インテルはCLに出場していないため、ミランは同選手を獲得した場合にアトレティコ戦で起用することができる。
トレード相手として報じられているのが、ミランで批判を浴びているマトリだ。マッシミリアーノ・アッレグリ監督の希望で昨夏にユヴェントスから加入したマトリだが、今季のリーグ戦でわずか1ゴールと期待外れに終わっている。6日のアタランタ戦でも途中交代の際にブーイングを浴びた。
ガッリアーニCEOは先日、マトリの放出をほのめかしており、フィオレンティーナやラツィオといったクラブからの関心も噂されている。
インテルはFWイシャク・ベルフォディルが1月に移籍すると見られており、FWマウロ・イカルディも恥骨炎が再発。そのため、ストライカーの獲得に動くと言われており、イタリアメディアは中盤強化を目指すミランと思惑が一致すると見ているようだ。
『ガゼッタ』は、交渉には至っていないとしながらも、両クラブがすでにコンタクトを取ったと報じているが…?