キリアン・ムバッペ【写真:Getty Images】
元フランス代表のニコラ・アネルカ氏が、モナコのFWキリアン・ムバッペが進む道について語った。フランス紙『レキップ』が伝えている。
18歳の若さでゴールを量産するムバッペは、これからが楽しみな若手アタッカーだ。アネルカ氏はその姿が元ブラジル代表のロナウド氏に重なっているという。
「1996年オリンピックのロナウドを思い出させるね。ムバッペはそのレベルにあるワールドクラスの選手だ。彼にはワールドクラスになる特長がそろっている。ただ、それらを管理しなければいけない。ロナウドになるか、アネルカになるかを選ばないとね」
「もし私が自分のお手本にした怪物ロナウドを選ぶなら、彼はレジェンドになれるし、そのスポーツの歴史に残るだろう。それが私の願うことだ」
さらにアネルカ氏は、何度も非難してきた元フランス代表監督のレイモン・ドメネク氏の名前も出した。
「レイモン・ドメネクのキャリアを追いかけることもできる。そうなったら、もれなくどこにでもいる平凡なストライカーになれるだろう。トロフィーを勝ち取ることのない監督になり、2010年以降は職もないんだ」
「選択するのはムバッペ自身だ」と締めくくったアネルカ氏。フランス代表の未来のエースは、どこを目指すのだろうか。
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