バルセロナのリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
リーガエスパニョーラ第33節、レアル・マドリー対バルセロナの“クラシコ“が現地時間の23日に行われ、アウェイのバルサが3-2で勝利を収めた。
リーガ優勝争いも大きく左右する首位攻防戦で主役となったのは、バルサの絶対的エースだった。33分に1-1の同点ゴールを記録したFWリオネル・メッシは、後半にはDFセルヒオ・ラモスのファウルを誘って退場に追い込む。2-2で迎えた後半アディショナルタイムには、劇的な勝ち越しゴールを奪ってバルサを勝利に導いた。
宿敵相手の大きな1勝をもたらすだけでなく、メッシにとっては記録の上でも大きな意味を持つゴールだった。マドリー戦での決勝ゴールは、バルサでのキャリア通算500ゴール目となっている。
2004年にバルサのトップチームにデビューしたメッシは、577試合の出場で500ゴールを達成。リーガで通算343ゴール、チャンピオンズリーグで94ゴール、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)で43ゴールなどを記録している。
2012年には24歳で早くもバルサの歴代最多得点者となり、メッシはその後もゴール数を伸ばし続けてきた。歴代2位のセサル氏は232ゴールであり、メッシの得点数はその2倍を大きく上回っている。
また、今季リーガでのメッシの得点は計31点となり、自身6度目の30ゴール以上を達成。得点ランク2位のルイス・スアレスを8点差に引き離し、4度目の得点王も濃厚となりつつある。“欧州得点王“に贈られるゴールデンシュー争いでも首位を走っている。
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