テネリフェの柴崎岳【写真:Getty Images】
現地時間23日にスペイン2部第35節が行われ、テネリフェはアウェイでヌマンシアと対戦した。
テネリフェに所属するMF柴崎岳は、第32節のオビエド戦に初先発で起用されたあと、前節まで2試合連続で交代出場。今節もベンチで出場機会を待つことになった。
前半はチャンスの少ない展開となり、両チームともにゴールを奪えずに45分間を終了。後半に入っても膠着状態が続いた65分、テネリフェの一人目の交代選手として柴崎が投入され、トップ下の位置に入った。
するとその3分後、テネリフェに先制のゴールが生まれる。左サイドのアーロン・ニゲスからのクロスにホンジュラス代表FWロサノがヘディングで合わせ、均衡を破るゴールを叩き込んだ。
柴崎がボールに絡む場面はわずかであり、見せ場が訪れることはなかった。テネリフェはヌマンシアの反撃をしのいで勝利を手にするかに見えたが、後半アディショナルタイムに痛恨の失点。FKからのボールにヘディングで合わせたDFダニ・カルボが同点弾を叩き込み、土壇場で試合をドローに持ち込んだ。
テネリフェは3試合連続のドロー。昇格プレーオフ圏内の3位は守っており、自動昇格圏の2位ジローナとの差は7ポイントに縮めたが、あと一歩で2ポイントを逃す悔しい結果となってしまった。
【了】