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イブラ、このまま現役引退も? 35歳での重傷に不安広がる

text by 編集部 photo by Getty Images

ズラタン・イブラヒモビッチ
マンチェスター・ユナイテッドのズラタン・イブラヒモビッチ【写真:Getty Images】

 マンチェスター・ユナイテッドの元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチは、2017年中の復帰が難しくなったとみられる膝の重傷により、このまま現役引退を余儀なくされる可能性も懸念されている。

 イブラヒモビッチは現地時間20日に行われたヨーロッパリーグ準々決勝2ndレグのアンデルレヒト戦で負傷。クラブから公式の検査結果は発表されていないが、英メディアでは右膝前十字靭帯を断裂した可能性があるとして、年内の復帰が絶望的になるとの見方が伝えられている。

 今季からユナイテッドに加入したイブラヒモビッチは、昨年10月で35歳になったという年齢にもかかわらず、公式戦46試合で28ゴールを挙げる活躍を見せてきた。だがこの負傷が、今季末までとなっているユナイテッドとの契約の延長交渉に影響を及ぼすことも考えられ、アンデルレヒト戦がそのままユナイテッドでのラストゲームとなってしまうかもしれない。

 ユナイテッドでの最後の試合ではなく、イブラヒモビッチにとって現役キャリアのラストゲームとなることも懸念されている。21日付のポルトガル紙『レコルド』は、イブラヒモビッチがこの負傷により現役を引退することになると報じた。イブラヒモビッチが先日、「どれだけ時間が残されているかは分からない」と話していたことも、引退を決断するのではないかという憶測を強めている。

 ユナイテッドとの契約を延長しなかったとしても、2018年から北米メジャーリーグサッカー(MLS)への参入を目指しているロサンゼルスFCが獲得を検討しているという報道もある。36歳の誕生日を負傷離脱中に迎えることが濃厚となったイブラヒモビッチだが、再びピッチ上でプレーする姿を見せてくれるのだろうか。

【了】

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