負傷したズラタン・イブラヒモビッチ【写真:Getty Images】
現地時間20日にヨーロッパリーグ(EL)準々決勝2ndレグの試合が行われ、マンチェスター・ユナイテッドはホームでベルギー1部のアンデルレヒトと対戦し延長戦の末に2戦合計3-2でベスト4進出を決めた。しかし、この試合でエースのズラタン・イブラヒモビッチが足を負傷している。20日に英メディア『ESPN FC』が報じた。
後半アディショナルタイム、ロングボールに抜け出したイブラヒモビッチがカラ・エムボジと競り合ったが、着地した際に右膝に大きく負荷をかけてしまう。苦痛の表情をしたが、担架に乗らずに自分の足でピッチの外に出ている。試合後にジョゼ・モウリーニョ監督は「楽観視できるような負傷ではないと思っている」と語り、深刻な負傷である可能性を示唆した。
昨年夏にパリ・サンジェルマン(PSG)からユナイテッドに移籍してきたイブラヒモビッチはイングランドの地でも大活躍。今季は公式戦45試合に出場し28得点を記録していた。
ミランに在籍していた2011/2012シーズンにイブラは公式戦35得点を記録。PSGに移籍した2012/2013シーズンにも公式戦35得点を記録し、2013/2014には前のシーズンを上回る公式戦41得点を記録している。
続く2014/2015シーズンには公式戦30得点。2015/2016シーズンには大記録となる公式戦50得点を記録していた。今季も”残り2得点”で公式戦30得点を越えるため、6シーズン連続30得点超えの可能性があった。しかし、今回の負傷で大記録を達成することが難しくなったと言えそうだ。
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