Jリーグ【写真:Getty Images】
J1のガンバ大阪は20日、先日行われた大阪ダービーでサポーターにより不適切なフラッグの掲出が行われたとして、謝罪声明をクラブ公式サイトに掲載した。
16日に行われたJ1リーグ第7節のセレッソ大阪戦では、G大阪のサポーターがナチス・ドイツの親衛隊旗を連想させるフラッグを掲げていたことがSNS上などで指摘され問題視されていた。クラブはこの一件について、「政治的思想を連想させるフラッグ」の掲出があったとして、「多くの皆様に不快な思いをさせたことについて、心よりお詫び申し上げます」と述べている。
過去にも同様のケースが発生した際に、フラッグを掲出したサポーターグループに対しては警告を行っていたという。サポーターグループに政治的な意図はなく、警告後には掲出が行われなくなっていたとされているが、今回再び掲出が確認された。「決して許されることではなく、クラブとして大変遺憾に思っております」とした上で、当事者が判明次第「厳正な対応を行います」とクラブは記した。
「政治的・宗教的思想を含む、もしくは連想させるフラッグ等の掲出は、公序良俗に反するため、Jリーグ共通ルールはもちろん、クラブとしても一切認めておりません。ガンバ大阪は二度とこのようなことが起きないよう、Jリーグ共通ルール・クラブ観戦ルールに基づき、厳格な試合運営を行って参ります」と再発防止への決意が述べられている。
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