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サッカー界に18歳の“超新星”現る! ドルト戦で「CL史上最年少記録」を樹立

text by 編集部 photo by Getty Images

ムバッペ
モナコのキリアン・ムバッペ【写真:Getty Images】

 モナコは現地時間19日、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグでドルトムントと対戦し、ホームで3-1の勝利。2試合合計でも6-3とし準決勝進出を決めた。

 この試合で貴重な先制点を決めたのは、18歳のフランス代表FWキリアン・ムバッペだった。3分に左サイドバックのバンジャマン・メンディが放った強烈なミドルシュートをGKがはじくと、こぼれ球に素早く反応して押し込んだ。

 今季が自身初のCLとなったムバッペは、アウェイでのドルトムントとの1stでも2得点を決めるなど今大会で5得点を挙げている。

 データ情報サイト『opta』によれば、ムバッペはCL通算5得点に達成した史上最年少になった。これまでは元レアル・マドリーのラウール氏がこの記録を保持していたが、18歳3か月30日のムバッペはこれを41日更新した。

 また、グループステージでは無得点だったが、決勝トーナメント1回戦から4試合連続ゴールを決めた史上初の選手となったという。

 直近の公式戦でも16試合で16得点と、リーグ戦でも首位を走るモナコ攻撃陣を牽引する存在となっている。

 この活躍をビッグクラブが放っておくはずもなく、バルセロナやインテルなどが関心を示しており、中でもレアル・マドリーが1億2000万ユーロ(約139億2000万円)もの移籍金を準備しているとも報じられている。

 14年ぶりとなる準決勝進出を決めたモナコ。来季のCL出場も決定的となっているだけに、今後も18歳の超新星に注目が集まる。

【了】

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