ドルトムントの香川真司【写真:Getty Images】
ドイツ・ブンデスリーガのボルシアMGが、ドルトムントに所属する日本代表MF香川真司の獲得に興味を示しているという報じられたが、ボルシアMG側がこの報道を否定した。
来季のヨーロッパリーグ出場を目指すボルシアMGは、新たな攻撃のキーマンとして香川を獲得候補に挙げていたと報じられ、移籍金は1300万ユーロ(約15億円)程度とされていた。
しかし、ボルシアMGのマックス・エベールSD(スポーツディレクター)は『西ドイツ新聞』に対して「カガワに払える給料はない」と語り、一連の報道を一蹴した。
ドルトムントは来季の新戦力としてボルシアMGからU-21ドイツ代表MFマフムード・ダフートの加入が決まっている。
香川は直近で出場した公式戦4試合で2得点3アシストを記録するなど好調を維持しているが、シーズンを通した活躍を見せることはできていない。
トーマス・トゥヘル監督は香川を含めた中盤の選手のパフォーマンスに満足していないことが、ダフート獲得につながったといわれている。そのため、香川は今夏の放出リストに含まれているという報道もあった。
だが、エベールSDが獲得を否定したことで、ボルシアMGへの移籍の可能性は低くなったといえるかもしれない。
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