川島永嗣はメスで今季リーグ戦初出場を果たした【写真:Getty Images】
フランス・リーグアンのメスに所属する日本代表GK川島永嗣は、現地時間18日にホームで行われたリーグ第31節のパリ・サンジェルマン戦で先発出場を果たした。
カップ戦では今年1月に1試合出場しているが、昨年8月にメスに加入してからリーグ戦の出場はない。パリ・サンジェルマン戦は正守護神のトマ・ディディヨンが疲労を考慮して遠征メンバー外となったことで、リーグ4連覇中のフランス王者との一戦が川島のリーグデビュー戦となった。
前半で2点をリードされたメスだが、後半終盤に同点に追い付く。しかし、後半アディショナルタイムにフランス代表MFブレーズ・マテュイディにこの試合2点目となる決勝点を決められてしまい、川島はリーグデビュー戦で黒星を喫してしまった。
試合後、仏紙『レキップ』に応えた川島は、流暢なフランス語で敗戦の悔しさを口にした。
「もちろん残念だ。だけど、僕たちは試合で何かを示したと思う。それはポジティブなことだ。後半には、結果を得るに値するレベルに少しはなったと思う。だけど、それは試合の勝敗において小さなことだ。今日ポイントを取れなかったことは悲しいことだ」
川島は2010年から5年間ベルギーでプレーしており、当時もフランス語でインタビューに答えていた。英語やイタリア語など、複数の言語を駆使することでも知られている。
なお、仏メディア『メイド・イン・フット』は川島に「5」と平均的な採点を与えている。
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