チェルシーのジョン・テリー【写真:Getty Images】
チェルシーに所属する元イングランド代表DFジョン・テリーは今シーズン限りでクラブを退団することが発表されたが、現役を続行することを希望している。英メディアでは、来季以降の去就についての見通しも報じられている。
チェルシーは現地時間の17日に、テリーが今季終了後にクラブを去ることを発表した。36歳の大ベテランは、下部組織入団から22年間を過ごしてきたクラブを退団することになる。
退団声明の中で、テリーは「今でもピッチ上で大きな貢献ができると感じている」とコメント。「プレーを続けたいと強く望んでおり、新たな挑戦を継続することを求めていくつもりだ」と現役続行の意志を明言した。
18日付の英紙『ガーディアン』は、テリーがプレミアリーグで移籍先を探すという見通しを伝えている。今年1月の移籍市場でもボーンマスやウェスト・ブロムウィッチ、ストーク・シティなどが、チェルシーで出場機会の減少しているテリーの獲得に関心を示していたという。
イングランドを離れるとすれば、資金力の豊富な中国やアメリカ、中東などが移籍先の候補となってくるかもしれない。だが『ESPN FC』は、北米メジャーリーグサッカー(MLS)の関係筋からの情報として、MLSにはテリーの獲得に関心を抱いているクラブはないと伝えている。
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