ヘントの久保裕也【写真:Getty Images】
ベルギーのKAAヘントは現地時間17日、決勝プレーオフ第3節でシャルルロワとアウェイで対戦。日本代表FW久保裕也が決勝点を挙げ、1-0の勝利を収めた。
久保は1月にヘントに加入して以降、リーグ戦10試合で6得点目となった。久保の活躍でヘントも優勝プレーオフ2位に浮上するなど、完全にチームの攻撃の中心となっている。
この活躍にはチームメイトも驚愕のようだ。久保とともにシャルルロワ戦で先発したイスラエル代表DFラミ・ゲルションが、そのプレーを称賛している。ベルギーメディア『voetbalkrant』がコメントを伝えている。
「彼は非常に知的で、期待されていることをすぐに理解できる。いつも特別なことをもたらしてくれるし、ときどき予想外のこともするんだ。正直、今日の試合で何度か彼がボールを持ったときに、僕は自分にこう言い聞かせたよ。『なんて選手だ』ってね」
これまでシャルルロワを苦手していたヘントだが、同チームへの勝利は実に3年ぶりだという。
ヘントを勝利に導く久保の活躍に対し、複数の地元メディアが「寿司ボンバー」と称して一斉に報じるなど、ベルギー国内でも大きな注目を集めている。
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