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ヴェンゲル、ファンから非難浴びる若手DFを擁護「アンフェアだ」

text by 編集部 photo by Getty Images

エクトル・ベジェリン
エクトル・ベジェリン【写真:Getty Images】

 アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督が、DFエクトル・ベジェリンを擁護した。英紙『デイリー・メール』などが伝えている。

 現地時間10日に行われたクリスタル・パレス戦を0-3で落としたアーセナル。ファンからはベジェリンに対する厳しい意見が出ている。若きスペイン人サイドバックは昨年12月に足首の負傷が癒えてからも本来のパフォーマンスを取り戻せずに苦しんでいる様子だ。

 ヴェンゲル監督は、「彼は正真正銘アーセナルの人間で、うまくやろうとしている。そういった批判はアンフェアだと思うね」とコメント。「痛みを伴ってプレーする準備ができている。怪我をしてから思うようにプレーできていない。痛みを感じているのだろう。まずは自分を守ろうという意識が働き、自分の最優先される仕事が守備ということを忘れてしまうことがあるんだ」と擁護した。

 アーセナル指揮官は、「シーズン最初のエクトル・ベジェリンとは違うという意見には同意だ。ファンはチームを支えたいもので、良い時期は団結してともに歩むことができる。今はそれを示す良い時期ではない」と述べている。

 自身も厳しい非難の声にさらされているヴェンゲル監督は、ベジェリンの気持ちが痛いほど理解できるのかもしれない。

【了】

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