レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督が、MFイスコを絶賛した。スペイン紙『マルカ』などが、同指揮官のコメントを伝えている。

　現地時間15日のリーガエスパニョーラでスポルティング・ヒホンと対戦したマドリーは、過密日程も影響したのか大いに苦しんだ。しかし、イスコが2ゴールを挙げるなどの活躍を見せて土壇場で逆転に成功。勝ち点3を手にしている。

　イスコは出場機会の少なさから、今シーズン終了後の去就が注目されている。バルセロナへの禁断の移籍もあり得るのではないかと噂されていたところだ。

　ジダン監督はイスコの働きについて、「素晴らしい試合をしたね。偉大な選手であることをそのパフォーマンスで証明した。レアル・マドリーが彼の居場所だということを示したんだ」と称賛。

　一方で出場機会が少ないことについては「彼に対してアンフェアだったというなら、出場していない全員に対して私はアンフェアということになる。ここにいる24選手は、レアル・マドリーを出たらどこでもプレーできる選手なんだ」と語り、「それは難しいことだが、私はポジティブな面を見ているよ」とコメントした。

　驚異の選手層を誇るマドリーは、18日に行われるチャンピオンズリーグ準々決勝セカンドレグでバイエルン・ミュンヘンと対戦する。

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