レアル・マドリーのクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの代理人は、同選手がかつて婦女暴行事件を起こして多額の和解金を支払ったという報道に対し、14日に報道内容を否定する声明を出した。
14日付の独誌『デア・シュピーゲル』は、C・ロナウドが2009年にラスベガスのホテルで女性を性的に暴行する事件を起こしたと報じた。C・ロナウドは翌2010年1月に弁護士を通して女性と和解し、37万5000ドル(約4070万円)の和解金が支払われたとされている。
この報道を受け、C・ロナウドの代理人ジョルジュ・メンデス氏が代表を務めるマネジメント会社「Gestifute」は声明を出し、報道内容を全面的に否定している。
声明の中で、『デア・シュピーゲル』の記事は「ジャーナリズム上のフィクションでしかない」とC・ロナウド側は主張。証拠として引用された合意文書やEメールなどは信憑性に欠けるものや、C・ロナウドとは関連のないものであると述べた。
「C・ロナウドは、あらゆる手段を用いて当該メディアと争う構えだ。暴行の嫌疑は不愉快かつ侮辱的であり、許されざるものだ」と報道への不快感が示されている。
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