本田とともにミランに新加入【写真:goal.com】
1月の移籍市場でバレンシアからミランに加入したDFアディル・ラミは、10日に入団会見を行い、新天地でのプレーに向けた意気込みを語った。
正式な加入は冬の移籍市場が開くまで待つ必要があったが、すでに10月からチームに合流して練習に参加していたラミ。チームの一員として溶け込んでいるようだ。
「ここにいることができて幸運だ。素晴らしいクラブだし、ここで勝つことを目標にしたい。フランス代表は自分のキャリアのために大事だと考えている。代表復帰のため、ミランでのプレーには大きな意味があると思う」
「チームに馴染む上で何も問題はなかったし、快適に過ごしているよ。世界最高の名門クラブの一つでプレーできるのは信じられないようなことだ。以前にはインテルからも誘われたけど、ミランの方がいい。世界最大のクラブで、いつも夢を持たせてくれたチームだ」
背番号は、2012年夏までミランでプレーしたアレッサンドロ・ネスタ氏の使用していた13番に決まった。「この番号をもらうことを決めたのは、ずっとネスタに憧れていたからだ。いつも彼にインスピレーションを受けていた」とラミはコメントしている。
アドリアーノ・ガッリアーニCEOは、ラミの獲得決定の経緯について次のように述べた。
「様々な状況に目を配っていたが、可能性を見出したときにはすぐにラミの獲得に動いた。買い取りオプション付きレンタルでの加入だ。アディルが活躍して、完全移籍で獲得することになるのを願っている」
ラミは早ければMF本田圭佑とともに12日のセリエA第19節サッスオーロ戦でデビューする可能性もある。