アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督【写真:Getty Images】
アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は今後2年間クラブに留まることになる模様だ。13日付けの英紙『デイリー・ミラー』が報じている。
記事によると、クラブは今季限りで契約が切れるヴェンゲル監督と契約延長に合意していると伝えている。なお、延長期間は2年になるとのことだ。
0-3で敗れたプレミアリーグ第32節の対クリスタルパレス戦後には、ファンや識者からヴェンゲル監督退任の要求が出ていただけに、今回の報道はそれを覆すものとなった。
ヴェンゲル監督はガナーズ(アーセナルの愛称)で21年間指揮を執っており、近いうちに本人自ら来シーズンの去就を発表するとされている。
なお今回のニュースは主力選手の一人、ドイツ代表MFメスト・エジルの将来にも影響を与える可能性があると記事では指摘している。2018年夏に契約の切れる28歳のファンタジスタは以前「僕がこのクラブにいる大きな理由の一つがアーセン・ヴェンゲルだ」と話しているからだ。
さらに、現在はシュツットガルトにレンタル移籍中の日本代表FW浅野拓磨の今後にも大きく関係してくるかもしれない。67歳のフランス人指揮官は浅野を獲得した際、「彼は走力、体の強さにおいてクオリティがあり非常にアグレッシブな選手だ」とその能力を高く評価していた。
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