アルバロ・モラタ【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのFWアルバロ・モラタは、チェルシーへの移籍を視野に入れているのかもしれない。英紙『ガーディアン』で同選手がほのめかしている。
以前からチェルシーへの移籍が噂されるモラタは、マドリーで出場機会が限られている。2014年から16年にかけてユベントスでプレーした同選手は、いつかコンテ監督とともに働く日がくると感じているようだ。
モラタは「マドリードで僕はとても幸せだ」と前置きしつつ、「クラブが僕の放出を望み、そういったオファーがあるなら、僕は扉を閉ざさない」とコメント。「イタリアは大好きだったけど、いつか移籍しなければいけない日が来るなら、行き先はプレミアリーグだろう」と語った。
そこにはコンテ監督との関係があるようで、「彼は僕に最もベットした監督だ。ユベントスで僕を欲しがってくれたけど、僕が加入する前に彼が出て行ってしまった。そのあと、彼はチェルシーでも僕のことを欲しがってくれたね。僕の想像よりも僕のことを知ってくれている。それは重要なことだ」と述べている。
さらに同選手は、「これまで彼と働くという財産に恵まれなかったけど、遅かれ早かれその日は来るだろう。それがマドリードになるか別のどこかになるかは知らないけどね」と話した。
チェルシーは昨年夏、モラタを獲得するため7000万ユーロ(約81億円)の移籍金を用意したと言われている。コンテ監督がマドリーを率いる可能性と、モラタがチェルシーへ移籍する可能性。現状では後者の方が確率が高そうだが、近い将来に実現するのだろうか。
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