ドルトムントとモナコのタオルマフラー【写真:Getty Images】
現地時間11日に開催される予定だったチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝のドルトムント対モナコの試合前、ドルトムントのチームバスが爆発事件に巻き込まれたことで試合が延期となった。そのため、ドルトムントのファンがモナコのファンを宿泊させるキャンペーンが広まっていると、11日に英紙『テレグラフ』が報じた。
モナコのファンの中には日帰りで帰る予定だった人、お金や時間的余裕がない人もいる。場合によっては、路上で一夜を明かす予定の人もいたようだ。同紙によると、ドルトムントのファンがツイッターで「#bedforawayfans」のハッシュタグをつけ、モナコのファンを家に招待したり、宿を提供するオファーを始めたとのこと。
これに対して、あるサッカーファンはツイッターを通じて「サッカーが、単にサッカーでないことを示してくれてありがとう」、「この世界にはまだ優しさと美しさがあります。このハッシュタグが大好き」などのつぶやきを投稿している。
また、ドルトムントのサポーターとモナコのサポーターが一緒に家でくつろぐ様子の画像も投稿されるなど、スポーツを超えた友情が広まっている。スタジアムではモナコのサポーターが「ドルトムント」コールをする場面もあった。
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