アトレティコ・マドリーのアントワーヌ・グリーズマン【写真:Getty Images】
アトレティコ・マドリーはフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン流出阻止のために年俸増額の準備をしているようだ。
現地時間8日、アトレティコはリーガエスパニョーラ第31節でレアル・マドリーと対戦し1-1の引き分けに終わった。この試合でグリーズマンは同点ゴールを決めている。試合後、仏紙『レキップ』はフランス人ストライカーに対し移籍の質問をし「排除することはない」とグリーズマンは移籍の可能性を否定しなかった。
一方でロヒブランコ(赤白軍団の意味。アトレティコの愛称)は流出を阻止したい考えを持っているとされている。現在、クラブはグリーズマンと2021年までの契約を結び年俸700万ユーロ(約8億4000万円)を払っている。
この契約を延長すべくアトレティコはグリーズマン側に対しさらなる好条件を提示する模様だ。スペイン紙『アス』によると、クラブは26歳に対し年俸1000万ユーロ(約12億円)まで上げる準備があると伝えている。また契約解除金も現在の1億ユーロ(約120億円)からの増額を検討しているという。
グリーズマンに対してはマンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリーなどが強い関心を示しているとされている。今シーズン公式戦43試合に出場し23得点11アシストの活躍を見せるアトレティコのエースはどういう決断を下すだろうか。
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