マウロ・イカルディ【写真:Getty Images】
インテルのFWマウロ・イカルディは、実際にはあまり調子が良くないのかもしれない。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が、アウェイゲームにおけるインテル主将の得点力の低さを指摘した。
イカルディはインテルの絶対的なエースだ。ここまで20ゴールを挙げており、ダントツのチーム内得点王。リーグ全体でも4位タイという立派な数字を残している。
だが、この20ゴールを振り返ると、意外な事実が浮かび上がってくる。アウェイでの得点が極端に少ないのだ。20ゴール中15ゴールがホームゲームで、敵地で決めた5点のうち4点は昨年9月の出来事である。残る1つは3月のカリアリ戦だが、これはPKによる得点。つまり、アウェイゲームでは流れの中からのゴールが昨年9月を最後に決まっていないことになる。
インテルは現地時間9日、セリエA第31節で格下のクロトーネに敗れた。このアウェイゲームでもエースに得点はなく、インテルは7位に転落している。
次節はミランとのミラノダービー。得意のホームでイカルディにゴールは生まれるだろうか。
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