マンチェスター・ユナイテッドのズラタン・イブラヒモビッチ【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドの元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチは、年齢を重ねるごとに衰えるどころかプレーの質が高まる感覚を味わうことができているようだ。9日付の英紙『デイリー・メール』などが同選手のコメントを伝えている。
イブラヒモビッチは現地時間9日に行われたプレミアリーグ第32節のサンダーランド戦で、今季リーグ戦17点目となるゴールを記録。現在35歳のストライカーは、30歳の誕生日以降に記録した得点数が合計250ゴールに達した。
「年を取るほどに、より賢くプレーすることができているようだ」とイブラヒモビッチは自身のプレーについてコメント。「もちろん、10年前や5年前と同じように動けるわけじゃない。だが年を取るごとに経験を積み、より賢くなる。必要のないことに無駄なエネルギーを使わないようになれる」と語った。
「プレーを向上させることができている。さらに良くなる一方だ。自分がベンジャミン・バトンのように感じられる。年寄りで生まれて、死ぬ時には若くなるんだ」とイブラヒモビッチは、自身を映画の登場人物になぞらえている。
ユナイテッドとの現在の契約は今季限りであり、延長オプションが行使されるかどうかはまだ不確か。米国への移籍の可能性も報じられているが、どこでプレーするとしてもイブラの伝説がまだ終わることはなさそうだ。
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