レアル・マドリーのペペ【写真:Getty Images】
今シーズン限りでレアル・マドリーを退団することになると予想されるポルトガル代表DFペペだが、本人は残留を望む意志を明確にしている。9日付のスペイン紙『アス』などが伝えた。
ペペは2007年から10シーズンにわたってマドリーでプレーを続けてきたが、現在の契約は今シーズン末まで。契約延長に向けた交渉が行われていたが合意に至らず、今季限りでマドリーを去ることが濃厚になったと報じられていた。
現地時間の9日には、ペペはフロレンティーノ・ペレス会長やDFナチョらとともにサポータークラブの記念イベントに出席。壇上でスピーチを行った際には、ペレス会長に向けて契約延長への“プレッシャー“をかけた。
「将来がどうなるかは神様だけが知っていることだが、6月30日まではマドリーとの契約がある。そうでしょう、会長?」とペペは冗談交じりに話して会場の笑いを誘いつつ、「僕は最後の瞬間までマドリーを待つつもりだ。ここが僕の家だからね」と契約延長への希望を口にしている。
前日の8日に行われたアトレティコ・マドリーとのダービーマッチでは、ペペは先制点を記録して1-1のドローに貢献した。だがこの試合で肋骨を骨折し、23日に行われるバルセロナとの“クラシコ“などの出場は危ぶまれている。
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