トッテナムのデル・アリ【写真:Getty Images】
トッテナムのイングランド代表MFデル・アリは、将来的にリーグ史上最多のゴールを記録した中盤の選手になることができるかもしれない。11日に21歳の誕生日を迎える同選手がこれまで残してきた実績に英メディアが注目している。
アリは昨年夏にトッテナムに加入し、19歳ですぐに定位置を確保。昨季プレミアリーグでは33試合に出場して10ゴールを記録した。今季は30試合ですでに16ゴールを挙げている。
アシストも含めると、アリは21歳になるまでに計40ゴールに直接的に関与したことになる。これは、フランク・ランパード氏(15点)、ポール・スコールズ氏(14点)、スティーブン・ジェラード氏(13点)、デイビッド・ベッカム氏(12点)など、プレミアリーグが輩出した中盤のスター選手たちの同年齢時の記録を大きく上回っているという。
MFとしてプレミアリーグ歴代最多の177ゴールを記録したランパード氏は、アリが自身の記録を上回ることを予想している。「デル・アリは特別な選手だ。私が20歳だった頃より良い選手なのは間違いないよ」と9日付の英紙『ミラー』が同氏のコメントを伝えた。
「(エデン・)アザールがリーグ最高の選手だと言われているが、デル・アリも彼とそう遠くはないと思う。私よりゴールを決められるかって? そうなるかもしれない。今までに見てきた、ゴールを決められるMFの中でも、彼はその力に最も優れた選手の一人だ」とランパード氏は賛辞を送っている。
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