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セリエAで北朝鮮人選手初のゴール。カリアリの18歳FWがデビュー2戦目で

text by 編集部 photo by Getty Images

ハン・グァンソン
カリアリのハン・グァンソン【写真:Getty Images】

 現地時間9日に行われたセリエA第31節のカリアリ対トリノ戦で、カリアリの北朝鮮人FWハン・グァンソンはデビュー2試合目での初ゴールを記録した。

 18歳のFWであるハン・グァンソンは先月10日にカリアリに加入。2日に行われた第30節パレルモ戦に出場し、セリエAの公式戦でプレーした初めての北朝鮮人選手となっていた。

 トリノ戦では、チームが1-3でリードされた81分から交代で出場すると、後半アディショナルタイムに左からのクロスにヘディングで合わせて初ゴールを記録した。チームは2-3で敗れたものの、北朝鮮の選手としてセリエAで初となる得点を挙げたことになった。

「セリエAで初ゴールを決められてすごく嬉しい。チャンスを与えてくれている(マッシモ・)ラステッリ監督とカリアリに感謝しなければならない」とハンはイタリア『スカイ』にコメントしている。

 イタリアメディアでは、ハンは欧州のいわゆる5大リーグでプレーした初めての北朝鮮人選手だと報じられているが、元北朝鮮代表のFWチョン・テセ(現清水エスパルス)は2011/12シーズンにブンデスリーガ1部のケルンでプレーしていた。だが出場した5試合でゴールは記録していない。

【了】

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