エイバルのホセ・ルイス・メンディリバル監督【写真:Getty Images】
現地時間9日に行われたリーガエスパニョーラ第31節の試合で、エイバルはセルタとアウェイで対戦して2-0の勝利を収めた。
安倍晋三首相が主催するスペイン国王夫妻との晩餐会に出席するため帰国したMF乾貴士は、警告累積で出場停止だった前節ラス・パルマス戦に続いての欠場。だがエイバルはFWキケが最近5試合で4点目となるゴールを決めて前半に先制し、後半にもMFペドロ・レオンが2点目を加えた。
乾の決勝点で勝利したビジャレアル戦と前節ラス・パルマス戦に続いて3連勝を収めたエイバルは、この勝利で6位に浮上している。第3節終了時に並ぶ今季の最高順位であり、来季ヨーロッパリーグ(EL)の出場権を獲得できる順位だ。
ホセ・ルイス・メンディリバル監督はシーズンの目標を“上方修正“し、クラブ初となる欧州の大会出場を明確な目標に掲げている。「10位以内で終えたいと言い続けることはできないと思う。今の場所より下に落ちないことを考えなければならない。6位以内に残ることが目標だ」と試合後のコメントをスペイン紙『マルカ』が伝えた。
残り7試合では乾の復帰も見込まれる。一旦チームを離れる乾に対し、メンディリバル監督はポジションを保証しないと話していたが、再び出場機会を勝ち取ってチームの目標達成を助けることができるだろうか。
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