ドルトムントを下したバイエルン【写真:Getty Images】
現地時間8日に行われたブンデスリーガ第28節のボルシア・ドルトムント戦に勝利を収めたことで、バイエルン・ミュンヘンは今シーズンを3位以内で終えることが確定した。これにより、来季チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ出場権を“一番乗り“で獲得している。
好調のMF香川真司が出場しなかったドルトムントに対し、首位バイエルンはホームで4-1の快勝。4位ドルトムントとの勝ち点差は18ポイントに広がった。
ドルトムントや、1ポイント差で3位のホッフェンハイムが残り6試合で全勝し、バイエルンが全敗したとすれば逆転優勝できる可能性は数字的には残されている。だがドルトムントとホッフェンハイムの直接対決も残っているため、両チームがともに全勝することはなく、バイエルンを上回ることができるのはどちか一方のみ。これにより、バイエルンは3位以内でのフィニッシュが確定した。
ブンデスリーガには、上位3チームに対して来季CLグループステージ出場権、4位チームに対してCL予選プレーオフからの出場権が与えられる。現時点でグループステージの出場を確定させたチームは、欧州全体でもバイエルンだけだ。
一方フランスのリーグアンでは、8日のアンジェ戦に勝利を収めた首位モナコが3位以内を確定させた。グループステージ出場権を獲得できる2位以上は確定していないが、少なくとも予選3回戦から来季CLに出場することは決定している。
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