イングランド代表FW、2月末にMLSへ【写真:goal.com】
トッテナムは10日、イングランド代表FWジャーメイン・デフォー(31)がMLS(メジャーリーグサッカー)のトロントFCへ移籍することが合意したとクラブ公式サイトで発表した。現在MLSはシーズンオフのため、移籍は2月28日付けとなり、それまでデフォーはトッテナムでプレーを続けることになる。
デフォーは2004年から08年、および09年から現在までの計9年間トッテナムでプレー。これまで公式戦362試合に出場し、142ゴールを記録している。
デフォーの移籍と合わせて、トッテナムはトロントFCのオーナー企業であるメイプルリーフ・スポーツ&エンターテインメント(MLSE)社と4年間の広告契約を結んだことも発表。2014年夏のプレシーズンツアーでトロントFCとの親善試合を行うことも決定されている。
デフォーは移籍決定に際し、クラブ公式サイトで次のようにトッテナムへの感謝を述べた。
「このクラブが僕にとってどれほどの意味を持っているのかは誰もが知っている。このクラブでの最後の一蹴りまで、チームとファンのために必死で戦っていくつもりだ。ここで素晴らしい時間を過ごすことができたし、ファンはいつも素晴らしい接し方をしてくれた」
「自分と家族にとって、海外に住む経験が得られることをうれしく思っている。35歳になるまでの契約で、MLSでプレーすることになる。これからもチームを応援するファンとしてここに戻ってくることは間違いない」
トロントFCは新シーズンに向けて、ローマからアメリカ代表MFマイケル・ブラッドリーも獲得すると見られている。ローマは同選手が移籍金1000万ドルでMLSへ移籍することを発表した。