バルセロナのイヴァン・ラキティッチ【写真:Getty Images】
バルセロナのクロアチア代表MFイヴァン・ラキティッチは、試合中に相手選手に向けて「2部に落ちろ」と悪態をついたとみられる件で、謝罪のコメントを述べた。5日付のスペイン紙『マルカ』などが伝えている。
現地時間2日に行われたリーガエスパニョーラ第29節のグラナダ戦で、ラキティッチはMFアンドレアス・ペレイラとの小競り合いでイエローカードを受けたあと、怒りが収まらない様子を見せた。ペレイラに向けて執拗に何かを言っていた様子がカメラに捉えられている。
口の動きなどから、ラキティッチはペレイラに「2部へ落ちろ!」などと言っていたとみられている。実際にグラナダはリーガで19位に低迷し、降格の危機に瀕している。
5日に行われた第30節セビージャ戦を終えたあと、ラキティッチはグラナダ戦での自身の振る舞いについて謝罪した。「不当なイエローを出された」と判定への不満を述べながらも、「謝罪をする必要があるならそうする。熱くなってしまった。誰のことも傷つけるつもりはなかった」とコメントしている。
なお、ラキティッチはセビージャ戦でも今季5枚目となるイエローカードを受けた。週末の次節マラガ戦は警告累積により出場停止となる。
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