飛行機事故の生存者たちがピッチに【写真:Getty Images】
昨年11月に起きた飛行機墜落事故で奇跡的に生存したシャペコエンセの選手たちが、現地時間4日に行われたレコパ・スダメリカーナのピッチに登場した。
シャペコエンセは昨年11月、コパ・スダメリカーナ決勝を戦うためコロンビアに向かっている途中で飛行機が墜落した。乗客乗員あわせて77人が乗っており、71人が死亡。奇跡的に6人が生き残っている。
4日に行われたレコパ・スダメリカーナは、コパ・スダメリカーナ王者とコパ・リベルタドーレス王者が対戦するスーパーカップ。アトレティコ・ナシオナルに譲られる形でコパ・スダメリカーナ優勝クラブとなったシャペコエンセの相手は、決勝で戦うはずだったアトレティコ・ナシオナルだった。
約4ヶ月のときを経てピッチで向かい合うことになった両チーム。試合前には、生き残った3選手が他の生存者とともにピッチに立って、マイクを手に取った。犠牲者の数である71分には、スタンドから1分間の拍手が送られている。
感動的な場面もあったファーストレグは、2-1でホームのシャペコエンセが先勝した。セカンドレグは5月10日に開催予定だ。
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