ジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督が、現地時間4日に行われたエバートン戦で起用したDFルーク・ショーについて語った。英メディア『BTスポーツ』に対するコメントを『デイリー・ミラー』などが伝えている。
ショーは前節ウェスト・ブロムウィッチ戦でベンチ入りメンバーから外れた。モウリーニョ監督は選手の練習に臨む姿勢が「他の選手よりはるかに劣っている」と公に非難し、その理由を説明した。それでもエバートン戦ではベンチ入りが認められ、65分から途中出場している。
モウリーニョ監督はエバートン戦を1-1で終えたあと、「ショーには素晴らしいポテンシャルがある」と称賛しつつ、次のように指摘した。
「サッカー脳やプロフェッショナルな脳が才能とともになければいけない。彼はサッカー脳を変えなければいけないね。後半は私の前でのプレーで、私の指示に反応していた。反対サイドならそうもいかなかっただろう」
また、会見ではこう話している。
「彼の将来はここにあると思う。だが、マンチェスター・ユナイテッドは待てない。我々は子供に育ってもらいたい。彼にはサッカーをするために素晴らしい体とフィジカル的なクオリティがあって、技術もある。だが、私の考えを理解してプレーすることができないんだ」
「試合を読む力を養わなければいけない。彼がそう思わなければいけない。ただ、彼の頑張りは良かった。パフォーマンスはとても良かったから、今日はポジティブだ。彼が我々にもたらしたものに満足だよ」
21歳のショーは、長くユナイテッドの左サイドバックを担うだけの才能がある。そう信じるからこそ、モウリーニョ監督は厳しい声をかけているのかもしれない。
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