ドルトムントに所属する香川真司【写真:Getty Images】
現地時間4日にブンデスリーガ第27節の試合が行われ、ドルトムントはハンブルガーSVと対戦し3-0の勝利をおさめた。この試合で先発出場を果たし、1ゴール1アシストの活躍を見せた日本代表MF香川真司は、試合後にインタビューに答えている。
まず最初に、ゴールに絡む回数が増えてきたことに関しては「慣れがすごくあると思うし、出続けることで周りとの連携や自分自身のコンディション、流れがポジティブに働いてきていると思う。そういうところの心の余裕も含めて、試合に上手く入れていると思うんで、そこの余裕はとても大きいのかなと思います」と語り、調子が上向いていることを明かした。
その中でゴールを決めたことについては「そうですね、とりあえずこの流れで結果を、ゴールというものを残せたのは良かったです。今の状況でやっていれば遅かれ早かれ出てくるものだと思っているので。後はまた継続して、この4月、試合数、試合の相手を含めて本当に難しい試合が待っているんで、さらに取れるように。今はすごくいい状態であると思っています」と、得点できたことを喜んだ。
続けて「やっぱり試合に出続けることが何より大事ですし、その中でチームが勝って結果が付いてくる。それを引き寄せていることは大きいですし、もちろん代表を挟んでそれがまたいい方向に進んでいる。代表から得れるものもたくさんあると思っていたんで、良かったのかなあと思います」とし「本当に、自分が思っているプレーを表現できているとは思っています」とコメント。
そして最後に、ハンブルガーSVの酒井高徳が「負けたけどシンジ君が活躍してくれたからいいか」と言っていたことに関しては「試合後に話しました。とりあえずまあ、”お前も頑張れよ”と。そういうことを言ってくれるのはありがたいですけど」と語っている。
(取材:本田千尋【ドルトムント】、文・構成:編集部)
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