敗れたバイエルン【写真:Getty Images】
現地時間4日にブンデスリーガ第27節の試合が行われ、バイエルン・ミュンヘンはアウェイでホッフェンハイムと対戦し0-1の敗戦を喫した。公式戦7連勝と好調な状況そのままに、この試合でも圧倒的に試合を支配した。それでも得点は生まれず、反対に相手に決勝点を許し敗れている。
英メディア『BBC』が公開しているデータによると、バイエルンのシュート数は合計21本だった。対するホッフェンハイムは合計14本と、決して防戦一方の状況でなかったことがわかる。また、ボール支配率ではバイエルンが64%と圧倒していた。
ホッフェンハイム地区の人口は約3250人。小さな町のクラブだが、欧州最大のソフトウェア会社「SAP」がスポンサーについてから、様々なサポートを受けてドイツ8部からブンデスリーガまで上り詰めてきた。そのチームが本拠地としているのが3万人収容のライン・ネッカー・アレーナで、今季ホームの試合では1度も負けていない。
大きな会社がバックについているものの、大型補強を繰り返すチームではない。昨年1月にレスター・シティから移籍してきたアンドレイ・クラマリッチと、昨年夏にダルムシュタットから加入したザンドロ・ヴァーグナーがチームの得点源だ。昨季は辛うじて残留し15位で終わったが、今季はブンデスリーガ第27節が終了した時点で3位につけている。
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