ザルツブルクの南野拓実【写真:Getty Images】
オーストリアのレッドブル・ザルツブルクに所属するFW南野拓実は、現地時間2日に行われたオーストリア・ブンデスリーガ第27節のラインドルフ・アルタッハ戦で2ゴール1アシストの活躍を見せた。
先発で出場した南野は23分にチームの2点目をアシストし、3点目のオウンゴールにも絡むなど前半から活躍。後半にはCKに合わせたダイレクトボレーと右からのクロスを受け抜け出してのゴールで2点を奪い、5-0での大勝に大きく貢献した。
これで南野は今シーズンのリーグ戦での得点を計11点としている。10得点だった昨シーズンに続いての2桁ゴールを達成するとともに、自身の年間最多ゴール数を更新した。
得点ランクでも単独2位に浮上。首位に立つシュトゥルム・グラーツのFWデニ・アラーとは4点差だが、残り9試合で逆転し、欧州1部リーグでは日本人選手が誰も成し遂げていない得点王のタイトルを狙うことも不可能ではないかもしれない。
必ずしも安定した出場機会は得られていない南野だが、ここまで14試合の出場で11得点と、チャンスを与えられれば結果を残している。出場時間は計708分間で、約64分に1ゴールというハイペースだ。
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