チェルシーのアントニオ・コンテ監督は、ホームでの予想外の黒星にも動じることはなく、「優勝争いが面白くなる」とコメントしている。2日付の英メディア『スカイ・スポーツ』などが伝えた。

　プレミアリーグで首位を快走するチェルシーは、現地時間1日に行われた第30節の試合でクリスタルパレスと対戦。開始5分で先制しながらも立て続けのゴールで逆転され、そのまま1-2で敗れる結果となった。

　2位トッテナムが勝利を収めたことで、残り9試合となった時点で勝ち点差は7ポイントに縮まっている。「メディアにとって良い結果なのは確かだろう。優勝争いがより面白くなるからね」とコンテ監督は試合後に語った。

　優勝確実とみられた状況にやや不安が生じる結果となったが、コンテ監督に慌てる様子はない。「いつも言ってきた通り、リーグが終わるのは数字的に優勝が決まってからだ。それまでは毎試合勝つために戦わなければならない」

　チェルシーが数字的に優勝を確定させるには、まだ最大で21ポイントが必要になる。5日には暫定4位のマンチェスター・シティをホームに迎えるが、この日失った勝ち点3を取り戻すことができるだろうか。

【了】