鹿島アントラーズの土居聖真【写真:Getty Images for DAZN】
1日、明治安田生命J1リーグ第5節の8試合が各地で開催された。
14時キックオフの試合では、川崎フロンターレがアウェイでベガルタ仙台と対戦して2-0で勝利。柏レイソルも同じく2-0でサンフレッチェ広島とのアウェイゲームを制した。先日柏への加入が発表されたMF細貝萌は87分からの交代で、Jリーグ復帰後の初出場を果たしている。
アルビレックス新潟対ガンバ大阪戦は日本代表MF倉田秋のゴールでG大阪が先制するが、新潟も山崎亮平のPKで同点。後半に入り新潟のホニが決めて2-1と逆転するも、G大阪は金正也と井手口陽介のゴールでひっくり返し、3-2でシーソーゲームを制した。
15時からはジュビロ磐田対清水エスパルスの、4年ぶりとなる静岡ダービーが開催され、4万人以上の大観衆を集めた。磐田は前半に、いずれも中村俊輔のFKを起点として森下俊とムサエフがゴールを奪い、後半開始直後にも川辺駿が加点。清水は後半アディショナルタイムに鄭大世が見事なバイシクルシュートで1点を返したが及ばなかった。セレッソ大阪は柿谷曜一朗のPKなどで横浜F・マリノスに2-0の勝利を収めた。
16時開始の試合ではFC東京とサガン鳥栖がゴールの奪い合いを演じた。昨季得点王ピーター・ウタカの2ゴールなどでFC東京が3-1とリードしたが、最後は鳥栖が追いついて3-3の引き分けに終わっている。
ヴィッセル神戸対浦和レッズ戦は0-0で迎えた後半、柏木陽介と遠藤航の立て続けのゴールで浦和がリード。神戸も1点を返したが、終了間際にも柏木がもう1点を加えて浦和が勝利した。首位の神戸は開幕からの連勝が4でストップ。
19時からのナイトゲームでは大宮アルディージャと鹿島アントラーズが対戦。79分に土居聖真が挙げた1点が決勝点となり鹿島が勝利を収めた。大宮は開幕5連敗で最下位から浮上できず。4連勝の鹿島は神戸と勝ち点・得失点差で並び、総得点差で2位となっている。
ヴァンフォーレ甲府対北海道コンサドーレ札幌の1試合は2日に開催される。1日に行われた8試合の結果は以下の通り。
仙台 0-2 川崎F
新潟 2-3 G大阪
広島 0-2 柏
磐田 3-1 清水
C大阪 2-0 横浜FM
FC東京 3-3 鳥栖
神戸 1-3 浦和
大宮 0-1 鹿島
【了】