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クロップ、ララーナ負傷でイングランド代表の日程に不満。ドイツ戦は「意味がない」

text by 編集部 photo by Getty Images

ユルゲン・クロップ
ユルゲン・クロップ監督【写真:Getty Images】

 リバプールのユルゲン・クロップ監督が、イングランド代表の日程に苦言を呈した。英メディア『スカイ・スポーツ』で語っている。

 4月1日にエバートンとのダービーマッチを控えるリバプールは、MFアダム・ララーナがイングランド代表の試合で負傷した。

 イングランド代表はドイツ代表と国際親善試合を戦ったあと、W杯欧州予選でリトアニア代表と対戦した。ララーナはリトアニアとの試合で負傷を抱え、4週間ほど離脱するものとみられている。

 インターナショナルウィーク直前の試合でリバプールはマンチェスター・シティと対戦した。その直後のドイツ戦が厳しかったと考えるクロップ監督は、「シティとリバプールの試合は、リーグで最も厳しいゲームの一つだった。それからドイツで試合をするのは意味のないことだ」とコメントしている。そして、「選手は休みをとらなければいけないが、代表チームで親善試合に出てしまう」と嘆いた。

 それでも、イングランド代表のガレス・サウスゲイト監督と敵対するつもりはないようで、「監督として、私は彼が選ぶチームを完全に尊重する。メディアは最高のチームを選ぶべきだと圧力をかける。彼がドイツ戦でララーナを外していたら、『勝つ気があるのか』と質問されていただろう」とコメントしている。

 いずれにしても今シーズン7ゴールを挙げているララーナを失うことになったリバプールは、ダービーで勝利を収めることができるだろうか。

【了】

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