ウェスト・ハムは８日、キャピタル・ワン・カップ準決勝ファーストレグでマンチェスター・シティと対戦し、敵地で０－６と大敗した。サポーターが怒りをあらわにする中、サム・アラダイス監督は戦い続けると話している。

FWアルバロ・ネグレドのハットトリック、FWエディン・ゼコの２得点、さらにMFヤヤ・トゥーレにもゴールを許し、大敗したウェスト・ハム。セカンドレグを前に敗退が濃厚となり、アウェーでの試合を観戦したファンからはアラダイス監督への怒りの声が届いている。

ウェスト・ハムは５日のFAカップでも、下部のノッティンガム・フォレストに０－５と大敗。２試合で１１失点という失態を見せている。プレミアリーグでも最下位に勝ち点１差の１９位と、降格圏で低迷している状態だ。

それでも、アラダイス監督は１１日に行われるプレミアリーグ第２１節のカーディフ戦に向け、巻き返しを図りたいと話している。試合後のコメントをイギリス『BBC』が伝えた。

「良いときとそうじゃないときとあるものだ。自分の力と経験を引き出さなければいけない。朝、選手たちを鼓舞することが私の最初の仕事だ。我々は頭を上げて、胸を張り、挽回しようとしなければいけない。週末のカーディフ戦からね」

「今は非常に良くない。我々は選手たちを正しいメンタリティーにしなければならないよ。もっとうまくやれたこともあるかもしれないが、今日のシティのクオリティーを見れば、すごく嫉妬してしまう」