バルセロナのリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
バルセロナに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、4月に予定される”クラシコ”の3日前に脱税疑惑事件における審議のため出廷を命じられることになるようだ。スペインラジオ『カデナ・セール』が24日に伝えた。
メッシと、同選手の父親であり代理人を務めるホルヘ・メッシ氏は、昨年7月にスペインの法廷から懲役21ヶ月の判決を下された。2007年から09年にかけて、メッシの肖像権収入に対する税金約420万ユーロ(約5億円)を脱税したとされている。
メッシと父親はこの判決に対して上告を行っている。その審議の日取りが、4月20日に決まったとみられている。同19日に行われるチャンピオンズリーグ準々決勝2ndレグのユベントス戦の翌日であり、3日後の23日には宿敵レアル・マドリーとのエル・クラシコが予定されている。
現在マドリーはバルサより1試合を多く残した状態で、勝ち点2差でリーガエスパニョーラ首位に立っている。直接対決は優勝争いを大きく左右する一戦になることが見込まれるが、バルサとしてはエースの集中力が乱されないかどうか気がかりな状況となりそうだ。
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