韓国代表のウリ・シュティーリケ監督【写真:Getty Images】
韓国代表は23日、ロシアワールドカップ・アジア最終予選で中国代表と対戦し、アウェイで0-1の敗戦を喫した。
いまだグループAでは本大会出場2位の位置につけている韓国だが、早くも今予選2敗目を喫したことで代表チームを率いるウリ・シュティーリケ監督に対する風当たりが強まっている。
国内のネットメディア『MBCプラス』は「韓国サッカーの沈没。シュティーリケの凋落」と題し、ドイツ人指揮官を厳しく批判した。
「シュティーリケ監督が2014年9月に指揮を執ってから2年半をともにしているが、韓国サッカーに何が残ったのだろうか? 最近流行している音楽の歌詞のように、韓国サッカーはどうすることもできない。手遅れになる前に、彼は決断を下すべきだ。残り4試合で解決策を探すという彼の言葉は、信用することができない」
また、『朝鮮日報』も「予想された敗北。選手選考からすでに間違えていた」「ロシア行きは約束できない」と辛らつな見出しで報じた。
シュティーリケ監督への批判が強まったのはこれが初めてではなく、最終予選の第2戦で格下のシリア代表とスコアレスドローに終えたことで、国内メディアがシュティーリケ監督の解任を報じた。その後、韓国サッカー協会が公式声明で解任を否定していたが、依然として指揮官への風当たりは強い。
【了】