ベティス、アルコルコンもホームで先勝【写真:goal.com】
8日、コパ・デル・レイ5回戦ファーストレグが各地で行われた。
バルセロナはホームにヘタフェを迎え、4-0で勝利を収めている。バルセロナはは2007年4月18日、コパ準決勝ファーストレグでメッシが5人抜きを達成して以来のコパでのヘタフェとの対戦。奇しくも、この試合でメッシが約2カ月ぶりの実戦復帰を果たした。また、スタンドにはビラノバ前監督の姿が目撃されている。
ネイマールが直前の体調不良で欠場したバルセロナだが、9分にセスクが幸先良く先制ゴールを奪う。ペドロのクロスにヘディングを合わせたセスクは、今季公式戦10点目を挙げ、得点記録を2桁に乗せた。
後半も順調に試合を進めたバルセロナは、63分にペドロが獲得したPKをセスクが沈め、リードを2点に広げる。その直後、イニエスタに代わりメッシがピッチに送り込まれた。
メッシはピッチに送り込まれてからパスミスをするなど本調子ではないかと思われたが、90分にゴール前のこぼれ球を蹴り込んで復帰弾をゲット。さらに、アディショナルタイムには得意のドリブル突破から切れ味鋭い切り返しとシュートでGKコディーナを破り、自身の復帰に花を添えている。
ベティス対アスレチック・ビルバオの一戦は、最小得失点差でホームのベティスに軍配が上がった。リーグ戦では最下位と低迷しているベティスだが、この日は42分にR・カストロの得点で先制すると、ビルバオの決定力不足にも助けられ、1点を守りきってて白星を手にした。
アルコルコンは、ホームでエスパニョールに1-0と勝利。2009-2010シーズン、レアル・マドリーを撃破して“アルコルコナッソ”と呼ばれた勢いは健在で、今季も4回戦でグラナダを破ったアルコルコンは、エスパニョールにも先勝してベスト8進出に一歩前進している。
4回戦でセビージャを下した2部Bのラシン・サンタンデールは、ホームでアルメリアに1-1と引き分けた。コロナのゴールで先制されたラシンだが、66分にコンチャが同点ゴールを決め、セカンドレグに望みをつないだ。