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「ヴェンゲルこそがアーセナル」。ポドルスキ、苦境にある古巣指揮官への思い語る

text by 編集部 photo by Getty Images

アーセン・ヴェンゲル、ルーカス・ポドルスキ
アーセン・ヴェンゲル監督とルーカス・ポドルスキ【写真:Getty Images】

 ドイツ代表での最後の試合を戦ったFWルーカス・ポドルスキは、古巣であるアーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督の業績を称賛し、クラブにとっての存在の大きさを強調している。23日付の英メディア『スカイ・スポーツ』が伝えた。

 昨夏のEURO2016終了後に代表引退を発表したポドルスキだが、現地時間22日にドルトムントで行われたイングランド代表との国際親善試合で1試合のみ代表に復帰。自身の代表引退試合として行われたこの一戦に先発で出場すると、強烈なミドルで1-0の決勝ゴールを記録して有終の美を飾った。

 ポドルスキが過去に3年間在籍したアーセナルでは、ビッグタイトルを逃し続けるヴェンゲル監督が窮地に立たされ、今季限りでの退任を求める声が強まっている。古巣の苦境について質問を受けたポドルスキは、「ほぼ毎試合追っている。ライブで見られない時にはSNSで追っているが、何が起こっているのかは分からない」と答えた。

「アーセン・ヴェンゲルは素晴らしい監督だ。何もない状態から今のクラブを作ってきた。今後の数ヶ月で何が起こるのかは興味深いね」とポドルスキ。「誰か彼の代わりを務められるのかは分からない。彼こそがアーセナルだ」と述べ、ヴェンゲル監督が退任した場合の新監督探しは容易ではないという考えを口にしている。

 ポドルスキは2012年夏にケルンからアーセナルに加入。2年半で公式戦82試合に出場して31ゴールを記録し、インテルへのレンタルを経て2015年夏にトルコのガラタサライへ移籍した。今後はJ1のヴィッセル神戸へ移籍することがすでに発表されている。

【了】

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